【ハーバード大学の面白い特徴】『超・独学術』より

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こんにちはネルです!

今回は、『ハーバード・ジュリアードを 首席卒業した私の 「超・独学術」』の中で取り上げられていた、「ハーバード大学の面白い特徴」を簡単にまとめていきたいと思います!

 

この記事のまとめ
  • ハーバード大学のシステムは日本よりも合理的なものが多い
  • ただし、日本の大学システムが劣っているというわけではないことに注意
  • 互いの特徴を比較して、より良い大学のシステムを作っていくべき!

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それでは、順番にポイントをまとめていきます!

 

ハーバード大学の面白い特徴

本書で紹介されていた、ハーバード大学の面白い特徴として以下のものがありました。

  1. どの授業でも「落第」を出すことはない
  2. 料理や食事に時間をかける暇があったら勉強する
  3. 紙のノートをとる学生自体が皆無。全員、パソコンでタイプする
  4. 課題本は要点だけをつまみ読みして、意見を語る

 

それぞれ、少しずつ詳しく解説します。

 

①どの授業でも「落第」を出すことはない

ハーバード大学では、どんな授業でも「落単」つまり、授業の単位を出さないということは殆どないそうです。

テストで点数を取れなかったら、平気で単位が出ない日本の大学とは大違いですよね。

 

これは、もちろん、ハーバード大学では学生のやる気が非常に高い、というのも大きな理由となっていると想像できます。

しかしそれ以上に、「ハーバード大学の学生のうち1割はアメリカ人以外の学生のため、語学的なハンデを埋める体制が万全に整っている」ということがあるそうなんです。

 

こちらから、「言葉がうまく聞き取れず、授業についていけない」と先生に伝えると、授業中はゆっくりと自分に質問をするなど、非常に厚いサポートをしてくれるそうなんです。

ヒヨコ
もちろん、学生のやる気が高いのは海外では大前提ですよね(笑)

 

②料理や食事に時間をかける暇があったら勉強する

また、ハーバード大学では、食堂が朝から深夜まで格安の値段で利用できるそうです。

これは、「学生は料理に時間をかける暇があったら、少しでも多く勉強しろ」という大学からのメッセージだそうなんです。

そして、学費のなかに既に食費代が含まれているそう。

 

こういったシステムができていさえすれば、たしかに料理はせずに勉強に集中できますよね・・・!

 

③紙のノートをとる学生自体が皆無。全員、パソコンでタイプする

これも非常に効率的で海外らしいな、と思ったのですが、授業のメモと取る際に、誰も手書きのノートは使わないそうなんです。

皆パソコンを持ち込んで、タイピングして記録しているのだといいます!

たしかに、この方法ならば、後から分類や検索をかけるのがとても簡単なので、非常に合理的ですよね。

 

特別な数式を使う授業などは仕方なく手書きメモだそうですが、それ以外は手書きノートを見ることはまったくないそうですよ!

ヒヨコ
こういったやりかたはぜひ、日本の大学でも積極的に取り入れてほしいと個人的に感じます!

 

④課題本は要点だけをつまみ読みして、意見を語る

海外ドラマなどで聞いたことがある人はいるかもしれませんが、海外の大学では非常に大量の課題が出されるのだといいます。

そして、課題の中には、「指定された本を読んで、自分の意見を考えてくる」というものがあります。

自分の意見を考えて議論させる授業というのは、いかにもアメリカらしいですよね。

 

そして、そういった大量の課題に対し、一つ一つ律儀にこなしているようではとても時間が足りなくなるそうなんです。

よって、学生が取る方法は「本の要点だけをつまみ読みして、さも全部を読んで熟知したかのような態度で、自分の意見を堂々と語る」というのです!

なんとも要領が良い、と感じました(笑)

 

しかし、こういったことを経験しているからこそ、海外の人は自分の意見をすっと言えるのかもしれませんね。

「本の要点を瞬時につかんで、自分の中に落とし込む」という技術は、自分も積極的に身に着けていきたいと思います!

 

海外をむやみに礼賛するのではなく、良いところを取り入れたい!

ハーバード大学の面白い特徴についてまとめてきました。

ここで言いたいのは、「海外をむやみに礼賛する」ということではなく、「お互いの大学の特徴を学んで、良いところだけを取り入れる」という大切さです!

 

ハーバード大学のように、非常に合理的でシステマティックなシステムは一見すると完璧で、今の時代に即したものであるように感じます。

しかし、現実には日本の大学出身者からも、ノーベル賞受賞者など、立派な研究者などが多数輩出されており、決して日本の大学のシステムが劣っているというわけではないと思っています。

 

ただし、大学・大学院まで通っていた私自身も感じることは、「日本の大学は非常に保守的で、古い考え方が多い」ということでした。

ハーバード大学のような面白い特徴を学んだうえで、多くの人が良いと思えるシステムがあれば、積極的に日本の大学にも取り入れていって欲しいな、と感じた部分でもありました!

 

まとめ

今回は、『ハーバード・ジュリアードを 首席卒業した私の 「超・独学術」』の中で取り上げられていた、「ハーバード大学の面白い特徴」を簡単にまとめていきました!

日本の大学の良さ・海外の大学の良さを比較しながら、より良い大学のシステムを作っていけたら良いですよね・・・!

 

この記事のまとめ
  • ハーバード大学のシステムは日本よりも合理的なものが多い
  • ただし、日本の大学システムが劣っているというわけではないことに注意
  • 互いの特徴を比較して、より良い大学のシステムを作っていくべき!

『ハーバード・ジュリアードを 首席卒業した私の 「超・独学術」』(画像クリックでAmazonのページにジャンプします)


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サクサク読めるような文体なので、多くの人におすすめです!気になった方はぜひ。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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