最近、オリエンタルラジオ中田敦彦さんの活躍が凄まじいですよね・・・!
少し前まで、「パーフェクトヒューマン」で大ブレイクしていたと思ったら、今度はYouTuberとして勉強系の動画を沢山出しています。
そんな状態を見ていて思うのが、なぜこんなにも人気を得ることができたのか?ということ。
これまで、「慶応大学卒で、頭が良いから」ぐらいの漠然とした理由で考えていました。
しかし先日、中田さんが書いた本『労働2.0』を読んで、その考え方が変わりました。
一言で感想を述べると、「やっぱり本当に売れている人は、その戦略と日々の行動力が凄まじいな・・・!」ということ。
そこで今回は、この本から学んだ「中田さんが売れた理由」について、自分なりにまとめていきたいと思います!
オリエンタルラジオ中田さんが売れた3つの理由
「面白さ」だけで戦う世界をずらした
「才能がある芸人でも全く売れない人はとても多い。その理由は、”面白さ”だけで戦おうとしていたから」
今の時代は、テレビで漫才をしなくても、YouTubeで「自分が得意とするジャンル」を活かして、お金を稼いでいくことができますよね。
中田さんはこのことを強く意識して、「面白い漫才をしてTVでトップに立つ」という昔ながらの戦い方から脱して、自分が得意な戦略を狙いに行ったのです。
中田さんには、よく芸人が”売れるため”に相談に来るといいます。
しかしその相談内容が、「M1でチャンピオンになる方法を教えてくれ!」など、”面白さ”だけでしか、自分たちの成功を測れない人ばかりだというのです。
中田さんは、この「面白さ」という1つの土俵からさっさと抜け出し、「自分が勝てるジャンル」を探し続けたわけなんです。
自分のいるべき場所を探し、他人との差異を活かした
あなたは、「100万人に1人の人材に簡単になる方法」をご存知でしょうか。
それは、「100人に1人しか持っていないような特技を、3つ掛け合わせる」ことです。
つまり、自分が持っている些細な特徴でも、それが複数個重なれば、その人は非常に貴重な人材になる、ということですね。
中田さんは、周りの芸人と比べて「自分はどういった特殊な武器を持っているか?」と自問自答を繰り返したと言います。
そして、出てきたのが「慶応大学出身」という点。
そして、「音楽」に興味があるという点でした。
実は、中田さんは初期の頃、高学歴は芸人にとって足かせにしかならないと考えて、そのことを隠してすらいました。
しかし、「高学歴ってよく考えたら、お笑い芸人には珍しくない?」ということに気づきました。
そしてそれを活かすことで、一気にクイズ番組などの幅が増えたといいます。
さらに「芸人×音楽」というジャンルも今までなかった。
だから、オリエンタルラジオの2人はその”掛け算”に挑戦することで、今までにない新しい成功を手にすることができたんです。
ちょっとしたものでいいから、他人と比べて自分はどういった特徴があるか。
そして、そのちょっとした特徴を掛け合わせることで、何か面白いことができないか。
こういった思考をもって動いてきたからこそ、中田さんは独自に大きな成功をすることができたんですね。
常日頃から考え続け、動き続けた
そしてやはり、中田さんの何よりも強い武器は「日頃の思考癖と、行動力」だと感じました・・・!
たとえば中田さんはある日「遊園地のお土産屋さんは売れないのに、ディズニーランドのお土産があれだけ売れるのは何でなんだろう」と考えました。
すると、
- 遊園地は、入り口近くにお土産屋さんが集まっている
- ディズニーランドは、アトラクションのそばに、お土産さんが散らばっている
という”違い”を見出しました。
この違いから、
「ディズニーランドは、アトラクションに乗った後の”興奮”で、そのままお土産を買うようになっている。」
「つまり、購買理由は、”記念に買って帰りたい”という気持ちだ!」
ということを推測したといいます。
そこでさっそくこの手法を活かし、
- グッズの販売では当日の話と絡めながら紹介する
- そのグッズの創作秘話などを明かす
ということをしました。
そして見事この作戦は大成功。
紹介したグッズは、お客さんが”記念に買って帰ろう”と考え、飛ぶように売れたそうです。
ただの遊園地をじっくり観察し、違いを見つけたら、そこから自分たちにも積極的に活かす。
この部分を読んで、「そりゃ、これだけ日頃からよく考えて、行動していたら人気芸人になるのも納得だ・・・!」と、私は強く感じました。
まとめ
やっぱり、人気がある人は、それだけの理由があるわけなんですね。
日頃からぼーっと生きるのではなく、身近なものを観察し、自分なりに分析して結論を出す癖をつけてみる。
そしてアイデアが浮かんだら、小さいことでもまずは動き出してみる。
こういった姿勢をこれから私自身、もっと大切にしていきたいと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!