「自分も”女子”だが、職場の人間関係などは本当に疲れる。。」
「うざい言葉ばかり言ってくる知り合いがいて、とにかく良い対処方法を知りたい。」
こういう悩みを抱えている方にこそ、ぜひ読んでほしい記事です。
先日、こんな本を読みました。
この本で特に良い勉強になったのが、
「女性の人間関係は、”各論”よりも”総論”に着目せよ」
ということ。
自分はあくまで男性ですが、とても勉強になった箇所、気付かされることがありました。
女性同士の人間関係について疲れている人、嫌気が指している人には、きっと役立つ「ちょっとしたコツ」が知れると思います。
コンパクトに内容をまとめていますので、ぜひ読んでみてください。
最初に、この記事のまとめを冒頭に述べておきます。
- 女性の人間関係は”各論”よりも”総論”に目を向けるべし
- 自分とは違うライフスタイルの相手を攻撃する人が存在する
- 「グループ分け」を変えてみて、相手と自分は同じ悩みを持つ立場であることを伝えよう
【目次】
女性の人間関係は”各論”よりも”総論”
まず、結論からご説明します。
「女性の人間関係は、”各論”よりも”総論”に着目せよ。」
これが、この記事で一番お伝えしたいことです。
これだけでは分かりづらいと思うので、まずは、以下の簡単な例を読んでみてください。
(例)
3歳の子供を持つ、専業主婦のAさんと、
同じように3歳の子供を持ち、”会社で働いている”Bさんから、
ある休日のランチの際に、こんなことを言われたとします。
B「仕事しながら、子供を育てるのって本当に大変。その点、あなたは子育てだけだで良いから楽だよね~。」
この時に、
A「うん、、そうね・・・。Bさんは仕事もあるし、大変だもんね。。(は?専業主婦も、専業主婦なりの特有の悩みはあるわ?なに急に喧嘩売ってんの?)」
こう思ってしまう方は多いと思います(笑)
ですが、ここで「女子の人間関係は、各論よりも総論に着目せよ」というアドバイスを実践してみたいと思います。
すると、こうなります。
A「そうね~。でも、私達ぐらいの子供を持つ母たちは、本当に大変だよね~。」
女性は、自分とライフスタイルが違う女性に敵意を向けやすい
詳しい説明に移る前に、一旦本書を引用してみます。
ライフスタイルが多様な女性が「各論」を論じている限り、どうしても「違い」にばかり目が向いてしまい、「味方か敵か」ということになってしまいます
(kindle位置:666)
つまり何が言いたいかと言うと、
「女性は、自分とライフスタイルが違う相手に対して、敵意を向けてしまう」
ということです。
それぞれの状況に応じて論じることから、「各論」という言い方をしているんですね。
先程挙げた例でいうと、以下の2つのライフスタイルの違いが際立っていますね。
- 専業主婦で子育てをしているAさん
- 仕事もしながら子育てをしているBさん
Bさんからすると、「自分は一生懸命働いているのに、Aさんは楽そうで”ずるい”」という意識が芽生えてしまっているんです。
特に、「旦那さんは稼ぎが多いAさんは専業主婦でいられるけど、Bさんは共働きじゃないとやっていけない」
なんていう状況のときは、Bさんからの嫌味は飛んできやすい、とも考えられますよね。
もちろん、個人差はありますが、「自分とは違うライフスタイルの人を、つい攻撃してしまう」というのが、一部の女性の特徴、ということです。
総論を意識して、「私とあなたは同じくくり」という認識に変えさせる
では、そのような特徴をもっている相手に対して、どう対応すればよいのか。
もちろん、嫌味に対して更にこちらも嫌味で返してしまうのは絶対にNG。
ドロドロの罵り合い合戦になってしまいかねまんせん、、(笑)
ここでまさに、「総論」を意識するんですね。
つまり、「専業主婦Aさん VS 共働きのBさん」という各論的なポジションから、
”同じ3歳の子供を育てている同士”として、
「3歳の子供を育てている母親のAさんBさん VS その他の人」
という構図にしてしまうんです。
別ポジションに立っていた自分を、「私もあなたと同じ状況にいるんだよ。」ということを伝えるんですね。
そのセリフこそが、例で挙げた「そうね~。でも、私達ぐらいの子供を持つ母たちは、本当に大変だよね~。」なんです。
相手と自分は同じ立場で苦労を分かち合っている
実際、人間なんて、家族構成、出身、体つきから、いろいろな違いを見ていくと、全く同じ人間なんていないわけです。
だからこそ、「物事をどうグループ分けするか」によって、2人が敵になったり味方になったりするだけなんですね。
相手が、「自分は大変な側、あなたは楽な側」なんてくくりで攻撃してくる「各論」を言ってきたら、
まずは冷静になって、「でも、こう見ると、私もあなたも同じ苦労を共有できる仲間だね。」と言ってみるべきなんですね。
まさに、誰も傷つけない、知的な対応策だと感じました。
自分は女性ではないため、こういった「人からの嫌味で困っている」という悩みを抱くことは少ないですが、
「ピリッとした場を和ます技」として、頭にストックしておきたいと思ったスキルでした!(笑)
今回参考にした本は、まさにタイトル通り「女性の人間関係」を考える上でとても参考になりました。
「”女”の面倒くささには、もうこりごりだ!」
なんて方がいたら、一読してみると、良い発見があると思いますよ!
- 女性の人間関係は”各論”よりも”総論”に目を向けるべし
- 自分とは違うライフスタイルの相手を攻撃する人が存在する
- 「グループ分け」を変えてみて、相手と自分は同じ悩みを持つ立場であることを伝えよう
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメントを残す