こんにちはネルです!
今回は、「PDCAを回すコツは、結局”Do=行動”をいち早く行うこと!」というテーマで話をまとめていきます!
参考にした本は、冨田和成『鬼速PDCA』です。
- PDCAをうまく回すコツは「Do=行動」をしていくことに尽きる
- チャレンジを繰り返していけば、自然と改善はされていく
- 仕事においては、「だろう運転」が効果的
それでは、順番にポイントをまとめていきます!
PDCAを回すコツは結局「Do=行動」を繰り返すこと
ビジネスの場では、もう聞き飽きたほど浸透した「PDCA」という言葉。
改めて言葉の意味を確認すると、「Plan・Do・Check・Action」のことを表していて、日本語に直すと「計画・実行・確認・修正」を表しています。
このサイクルを沢山回していけば、仕事がうまく進んでいくというものですね。
職場でもよく、「PDCAを回せ!」という言葉を聞くと思います。
そしてそんなPDCAを上手に回すコツは一体何か。
それは結局のところ、いかに「Do=行動」をいち早く行うかに尽きると思っています!
何度もチャレンジしていたら自然と改善はされていくもの
では、なぜDoを早く行うことが一番効果的なのか、それは以下の理由が挙げられます。
- 行動をしている間が一番時間が掛かる
- 多くの人は行動を始める前にダラダラと時間をかける
- チャレンジを繰り返していけば、自然と改善はされていく
①と②については、多くの人が陥りがちな罠だと思っています!
ただでさえ仕事を実際に行っている間が一番長いにも関わらず、行動をスタートさせるまでがやたらと遅い、という事態はよくあることではないでしょうか。
一昔前までは「いち早く手と足を動かせ!」「誰よりも多くチャレンジして失敗しろ!」と言われる場面が多かったと思います。
それなのに最近は、このPDCAという言葉が生まれてからは、「計画を十分に練ってから行動しろ」という教えがやたらと前面に出てきている。
もちろん計画を練ることは非常に重要なことです。
でも、振り返ってみると、計画を練ることにあまりにも多くの時間をかけていないか?と感じる場面は多いのではないでしょうか。
あくまでも「行動」がメイン
何事においても、やはり行動がメインであることを忘れてはいけません!
知的な仕事の進め方が大事だと言われる今、PDCAという言葉につられて、本来はメインであるはずの「行動」をないがしろにしていては本末転倒ですよね。
行動を繰り返していけば、やり方は自然と改善されていく。
この事実を今一度しっかりと意識すべきだと思います!

アクセルべた踏みで「だろう運転」をしよう
そこで、書籍『鬼速PDCA』から文章を引用します。
鬼速のPDCAとは、運転で例えれば「だろう運転」に近い。「安全運転」がゴールの現実の運転ではNGだが、「最速運転」がゴールのPDCAでは、高い仮説精度で大きな事故を避けながら、アクセルベタ踏みで「だろう運転」をしたほうが当然早く着く。
(本文引用)
「アクセルべた踏みで”だろう運転”をしたほうがゴールに早くたどり着く」
通常の車の運転では、「かもしれない運転」が大切ですよね。
- 曲がり角で自転車が飛び出してくる”かもしれない”
- 最近雪が降ったから、路面でスリップする”かもしれない”
というように、わずかでも危険があることには十分に注意を払うことが推奨されています。
しかし、こと仕事においてはその真逆。
- もしかしたら多少のミスがあるかもしれないが、明日の発表は大丈夫”だろう”
- しっかりと時間はかけたし、この仕様書で大抵は問題ない”だろう”
といった「だろう運転」が推奨されているのです。
仕事においては、どれだけ時間をかけて細心の注意を払っても、ミスが100%なくなるわけではありません。
しかも多くの人は多数のプロジェクトを抱えている。
そんな状況であるからこそ、「時間を程よくかける」という感覚で、スピード感をもって仕事に取り組んでいったほうが、上手にものごとが回っていくというわけなんです!

まとめ
今回は、『鬼速PDCA』より「PDCAを回すコツは、結局”Do=行動”をいち早く行うこと!」というテーマで話をまとめていきました!
PDCAという言葉につられて、行動がおろそかになることだけは避けるようにしていきたいですよね!
- PDCAをうまく回すコツは「Do=行動」をしていくことに尽きる
- チャレンジを繰り返していけば、自然と改善はされていく
- 仕事においては、「だろう運転」が効果的
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!