こんにちはネルです!
今回は、「今月読んだ本ランキング3位(2019年6月度)」をまとめていきます!
【目次】
2019年6月度読書ランキング【トップ3】
2019年6月度の読書冊数は「18冊」(4689ページ)でした!
(読書メーター記録より)
この中から、特に多くの人におすすめしたい3冊を選んでいきます!
第3位:「嫌われる勇気」
今更感はありますが、これは予想外に面白かったです!
前からずーっと気にはなっていたんですが、「ただの安っぽい自己啓発本だろ」と、正直なめてかかっていました(著者の方、すみません・・・笑)
しかし、ふと本屋で再び目についたので遂に購入し読んでみた所、想像を遥かに超える中身の濃さ!
心理学者「アドラー」の考えを、先生と生徒の対話形式でとてもわかりやすく表現しているんです!
そして何よりも良かったのが、生徒役の反論意見なんですね。
普通の対話形式本は、ただ先生の教えを生徒役が素直に受け止めていくだけのものが多いんですが、『嫌われる勇気』に登場する生徒役は、先生の教えに対して真っ向から反論ばかりします。
その反論も的を射たもので、非常にリアリティがありました。
アドラーの教えは難しいものの、そういった対話形式のおかげで少しずつ中身がわかってくるように感じました。
第2位:「社会心理学講義〈閉ざされた社会〉と〈開かれた社会〉」
続いては、こちらの「社会心理学」についての本です。
「また心理学ですか・・・」と思った方は侮るなかれ!
これは、一般的に言う心理学とは違い「社会心理学」の話で、「人間が社会の中で起こす行動原理やその問題点」を一つずつとても深く掘り下げて分析している本です。
- 「常識」とは一体なんなのか
- なぜユダヤ人大虐殺は起こってしまったのか
などのような、哲学的なヘビーな話題を豊富に取り上げています。
さらにとても分厚い本で、400ページ以上あるうえに、文章もやや研究者寄りで難しいです。
正直な話、自分はおそらく3割程度しか理解できていないと思います・・・
それでも、きちんと理解できた章から得た学びはとても大きなものだと自信を持って言えます。
哲学や心理学、または社会学などが好きな方にはとても強くおすすめします!
実際に、数多くの著名人がこの本をおすすめしています。
ぼくもまた時間をおいて再読したいと思っている本の1つです!
第1位:「話を聞かない男、地図が読めない女」
先月読んだ本での第1位はこちら、『話を聞かない男、地図が読めない女』です!
こちらは20年ほど前に書かれた本なのですが、発売当時から今まで根強い人気がある本です。
タイトルから想像できる通り、この本は「男女の行動原理や考え方の違い」についてじっくりと分析・考察した本です。
自分は男なので、男性の分析は「わかる!当てはまってるわ!笑」ってなりますし、女性の分析は「そういうことなのか。思い返してみると確かにそういうことだったんだ・・・」と非常に多くの気付きが得られた本でした。
ちなみに、こちらは1年ほど前にすでに読んだことがあり、今回は2度目の読了だったのですが、再読しても学びが尽きないほどこの本は内容が充実しています。
ただの表面的な分析ではなく、科学的な実験から考察された内容であり、非常に説得力もあります。
男性・女性問わず、これを少しでも多くの人が読めば、もっと夫婦生活などは幸せなものになるのではないか、と真剣に思えるほどの本ですよ!
ランキング振り返りとまとめ
今回は、「今月読んだ本ランキング3位(2019年6月度)」をまとめていきました!
初の一ヶ月分の読書振り返り記事をまとめましたが、この月はトップ3が「人についての考察」という点で共通していたように思います。
もともと、心理学的な本や人間の行動についての本は興味が強く、頻繁に関連本を読むんですが、今回はこの傾向が顕著に現れていたと実感しました!
どれか一冊でも「おっ!」と引っかかる本があれば、本屋に行ったときにでもチラッと読んでみてください。
- 話を聞かない男、地図が読めない女
- 社会心理学講義〈閉ざされた社会〉と〈開かれた社会〉
- 嫌われる勇気
また、読んだら感想などもお聞かせくださると嬉しいです!
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました!