こんにちはネルです!
今回は、【読書記録2019年8月度】として、オススメ本を3位まで紹介していきます!
2019年8月度読書ランキング【トップ3】
2019年6月度の読書冊数は「18冊」(4224ページ)でした!
(読書メーター記録より)
この中から、特に多くの人におすすめしたい3冊を選んでいきます!
第3位:「セックスしたがる男、愛を求める女」
まず、第3位はこちら!
いきなりどぎついタイトルですが別にいやらしい本ではなく、科学的なデータをもとに「男女の考え方の違い」についてまとめた本です!
このタイトルでピンと来た方もいると思いますが、一昔前にベストセラーとなった本『話を聞かない男、地図が読めない女』シリーズの第二作目です!
順番的には、まずはこちらを読んでから『セックスしたがる男、愛を求める女』を読むことをオススメします!
どちらの本も、ただ科学に基づいて男女の違いが論じられているだけではなく、文章全体にレベルの高いユーモアが散りばめられているのがポイントが高いんです!
たとえば以下のような例。
女:「あなたって本当にセックスが下手ね」男:「たった4分で何が分かるってんだい」
本書ではこういった男女のやり取りが沢山書かれているので、最後まで飽きずに読み進めていくことができますよ!
第2位:「働かないアリに意義がある」
先ほどの本と同じで、こちらもやや古い本で今更ながら読んだのですが、、やはり昔に流行っていた本だけあってかなり面白かったです!
最近はよく「働きアリの法則」といって、「組織のメンバーは必ず2割ほどはサボるやつが出てくる」というものを耳にすると思いますが、この法則を有名にした本の一つでもあるそうです。
内容としては、「生物学」の研究者である著者が、一般人に向けて生き物の生態の不思議さをまとめた本。
わかりやすいながらもじっくりと、それぞれの生物が持つ独特の組織ルールを解説してくれているのですが、その内容に感心しながらも、そこから人間社会へのメッセージ性も強く感じることができるような内容でした!
生物学に興味がある人はもちろんのこと、「組織マネジメント」について学びたいビジネスマンの人も、こういった生物学の本から学べることも非常に多いと思うので、オススメします!
第1位:「正義の教室」
8月の第1位は、飲茶『正義の教室』です!
3位、2位の本と違ってこちらは1ヶ月ほど前に出たばかりの新刊本でもあります!
タイトルから分かるとおり、「正義」ってそもそも何なのか、これまでの偉大な哲学者は正義についてどういった議論を展開してきたのか、という話が授業を受けるような形で書かれています!
もともと著者の飲茶さんは、これまでに初心者向けに難しい哲学の話を噛み砕いて伝えるような名著を沢山出してきたのですが、今回もその例にもれず。
「正義」というワードだけでここまで話が広がるのか、と感動すらする本でした!
私は時々こういった比較的易しめの「哲学本」を読むんですが、それも著者の飲茶さんの本が好きになったことがきっかけです。
「”正義”ってみんな簡単に使うけど、どういう意味で使っているの?」と考えてみると、たしかにパッと答えられる人はいないのではないでしょうか。
今月の振り返りとまとめ
今回のランキングを改めて振り返ってみると、「男女について」「生物学」「哲学」と、いわゆる普通のビジネス書とは違うジャンルのもので占められていることに気が付きました。
もちろんビジネススキルについて学ぶ本も大好きなんですが、こういった類の本はどれも似たようなことが書いている分、沢山読んでいると「どれも似たような事言ってるな~」と飽きてくるんですよね・・・(笑)
それと比べて、「哲学」「生物学」のようないわゆる「リベラルアーツ」と呼ばれるジャンルは、自分の興味の赴くままに読むものであるので楽しいですし、本によって毎回新しい発見があると感じています。
直接は仕事に関わるようなことはなくても、本来自分とは無縁なジャンルの話を見聞きしていると、「これって、つまりああいうことにも共通することだな」とか、「〇〇にもこの法則は使えそう!」という面白い気付きに繋がることも少なくありません。
「本を読むって言っても、仕事のハウツー本しか読まない」という方にこそ、ぜひ今回の3つのうちどれか興味が湧いたものを読んでみてほしいです!
- 正義の教室
- 働かないアリに意義がある
- セックスしたがる男、愛を求める女
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!