こんにちはネルです!
今回は、「【電子書籍か紙の本か?】「本はやっぱり紙だろ」はもったいない!」というテーマで話をまとめていきます!
- 「紙派」の人は、電子書籍のメリットをしっかりと把握できていないかもしれない
- 人は新しいものをすぐに受け入れられない
- 状況によって紙と電子書籍を使い分ける人が一番得をする!
【目次】
電子書籍か紙の本か
「読書をするには、電子書籍か紙の本か」
こういった論争はよく耳にします。
これに対して、とても多い意見が「読書はやっぱり紙の本しかうけつけない」というものです。
私は、この考え方は非常にもったいないと思ったので記事でまとめてみます。
電子書籍のメリットを把握できている?
電子書籍否定派の人の大多数は、「画面を見続けたら目が疲れるし、紙の本のほうが頭に残る」という理由を述べているように思います。
この意見、今や電子書籍を多用する私でも、以前までは全く同じことを思っていたんですね。
しかし、試してみるつもりで電子書籍に挑戦してみたところ、この考えは「損をする」ことに気付かされました。
なぜなら、「電子書籍には電子書籍にしかないメリット」が多くあり、それを考慮できていなかったからです!
実際に以前も、【電子書籍Kindleと紙の本の使い分け方】というテーマで以下の記事を書きました。
ここでも挙げた電子書籍のメリットを再び書くと以下のようなものがあります。
- マーカーをつけたところを後から一覧で確認できる(Kindleの場合)
- 重さも大きさもゼロで、実質何百冊もの本を持ち歩ける
- 引越し時にも捨てる必要がなく、常に携帯できる
さらに、電子書籍の専用端末は、目に優しいE-inkという技術を使っており、スマホのように目がチカチカすることは全く無いんです!
人は新しいモノは受け入れるのに時間がかかる
ここで思い出すのが、日本に「活版印刷」の技術が使われるようになったときの話です。
活版印刷とは、ハンコのようなものにインクをつけて紙に文字を写す技術のことです。
この技術が導入される以前は、本というのはなんと1つ1つ”人の手書き”により作り上げていました。
そして、活版印刷技術が導入されて、同じ本を大量に作ることができるようになったわけです。
・・・これを聞くと、「当時の人は、本が安く大量に作れるようになって、大変喜んだことだろう。」と感じませんか?
これがなんと実際はこの逆で、活版印刷は猛反対にあった、というんです。
活版印刷は人の温かみがない!?
なぜ活版印刷は反対にあったのか。
それは、「活版印刷は人の温かみがない」という理由からだそうです。
それまで、人の手によって一生懸命、一字一句書き写されてきた本。
だからこそ、そのコピーされた本たちも1冊1冊が希少価値をもつと同時に、「良い味」を出していたのでしょう。
それが、らくらくに簡単にコピーするようになった、という部分に、当時の人達は強い反感を覚えたのです。
普及したあとに考えてみると
しかし、活版印刷が十分に普及した時代を生きる私達は、この話を聞いてどう思いますか?
たしかに、活版印刷によって人の温かみがなくなったかもしれない。
しかしそれ以上に、「安く大量に本をコピーできるようになった」という、それ以上のメリットがあるわけなんです。
このように、新しい技術が入ってきた場合、特に日本人は「負の部分」から考えてしまうといいます。
しかし、大切なのは「良くなる面と悪くなる面」を比較して、総合的に得をする方を選ぶ、ということではないでしょうか。
状況によって、電子書籍と紙の本を使い分けてみてほしい
そして現代の本についての論争、「電子書籍が良いか、紙の本が良いか」とういものに対しては、「状況によって使い分ける」というのが最も得をする方法だと私は強く確信しています!
先程紹介した以前の記事にも書きましたが、紙の本にしかないメリット、電子書籍にしかないメリットがそれぞれ存在しているわけです。
よって、「紙の本じゃないと読書じゃない」というように、一方に制限することは大きく損をしているんです!
「活版印刷」が導入されたときの当時の人の反応と、今の「紙派」の人は同じ反応をしていないか?
そう考え、もう少し読書については柔軟に考えてみてほしいと思っています!
まとめ
今回は、「【電子書籍か紙の本か?】「本はやっぱり紙だろ」はもったいない!」というテーマで話をまとめていきました!
新しい技術が出てきたときは、古いものと新しいものとで冷静に比較検討をしてみる。
そういった態度を大切にしていきたいですよね!
- 「紙派」の人は、電子書籍のメリットをしっかりと把握できていないかもしれない
- 人は新しいものをすぐに受け入れられない
- 状況によって紙と電子書籍を使い分ける人が一番得をする!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!