「日本は成長しないから株は買わない方が良い」という意見は誤り!

「日本は少子高齢化が進むから株は買わない方が良い」という意見は誤り!_アイキャッチ画像

こんにちはネルです!

今回は、「『日本は成長しないから株は買わない方が良い』という意見は誤り!」というテーマで話をまとめていきます!

参考にした本は、山崎 元・大橋 弘祐『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』です!

 

この記事のまとめ
  • 株価は「世間の予想」が既に反映されている
  • 「日本は今後成長しない」という予想が”どれぐらい当たるか”で株売買を判断すべき
  • 株は怪しい情報が出回るため、しっかりと自分の頭で考える必要がある

『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』(画像クリックでAmazonのページにジャンプします)」

それでは、順番にポイントをまとめていきます!

 

日本は将来の経済が期待できないから株は買わない方が良い!?

株の話をすると、よく耳にする情報として以下の言葉がありますよね。

  • 「日本の今後の経済は、グローバルで見ても全然期待できなから株は買わないほうが良い」
  • 「少子高齢化が進む日本の株は、物好きでも買わない」

日本はじりじりと国際競争力が弱くなっているのは事実ですし、たしかにこの意見は一理あるように聞こえますよね。

 

しかし、この意見は実際に間違いなんです!

なぜなら、「現状の株価は、そういった”悲観論”をすでにおりこんだものになっているから」なんです!

 

低成長だから株価は下がるとは言えない

ここで本文より重要箇所を引用します。

株価は将来の予想を含めて値段が決まっている。日本は人口が減少することも、経済が低成長なことも、みんな知っていて、その悪いイメージはすでに株価に反映されている。もちろん、もっと悪くなることもあるけど、予想通りなら株価はそれなりに上がるし、将来、この悲観論が訂正されれば予想以上に株価は上がる。「低成長だから、株価は下がる」というのは誤り。

引用:『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』

「日本の成長は、今後は期待できない」という考え方はすでに多くの人が持っていて、その考えが株価に反映されているというのです。

ヒヨコ
たしかに、株価って「世間のイメージ」で大きく左右されますからね・・・

 

だから、「日本は少子高齢化が進んで経済成長しないから、日本株は買わないほうが良い」という言い方は間違いなんです。

正しくは、「日本の経済成長予測はすでに低いもの。”この予想よりも”実績が低かったら株価は下がるし、実績が高かったら株価は上がる」と言えるんですね。

 

よって、たとえ日本の経済成長率が他国より劣ったままでいたとしても、「思っていたよりはまあまあ成長した」ということならば株価は上がるので、”買い”という判断となるのです。

 

株の話は、多くの人は聞きかじった情報を言いふらす

個人的な意見なのですが、「株についての話は、どこからか聞きかじった話をさも当然かのように他人に話す」ことが多くおこなわれているように感じています。

株の話をよくするなと思ったら、実は自分自身では株は買ったことがない、と言う人もけっこういたりするんですよね・・・。

 

株という、非常に奥が深く様々な儲ける手法が研究されている掴みどころのないものという点が、そういった「怪しい情報でも他人に話したくなる」という気持ちにさせることは、正直わからなくもありません。

ただし、こういった傾向がある以上、「他人が話す株についての話は、話半分で聞いておいたほうがよい」のではないか、と感じています。

ヒヨコ
これを言ったら、この記事の話も信用がなくなりそうなんですが(笑)

 

ただし、「株価はすでに多くの人の”予想”が反映されている」と言う事実は、株の性質上確かなのではないか、と思っています。

私も株の経験はまだまだ初心者中の初心者というレベルですが、こういった知識を少しでも吸収していき、楽しんで株ライフを続けていきたいと思います!

 

まとめ

今回は、『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』より、「『日本は成長しないから株は買わない方が良い』という意見は誤り!」というテーマで話をまとめていきました!

世間でよく言われる「一見もっともらしい発言」には気をつけていきたいですね!

 

この記事のまとめ
  • 株価は「世間の予想」が既に反映されている
  • 「日本は今後成長しない」という予想が”どれぐらい当たるか”で株売買を判断すべき
  • 株は怪しい情報が出回るため、しっかりと自分の頭で考える必要がある

『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』(画像クリックでAmazonのページにジャンプします)」

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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