こんにちはネルです!
今回は、【疲れを取るコツは入浴してから夕食を食べること】というテーマで話をまとめていきます!
参考にした本は、中根一『寝てもとれない疲れをとる本』です。
- 効率よく休息する方法は「入浴→食事→睡眠」
- 入浴は交感神経を刺激するので睡眠の質を下げる恐れがある
- 自分の体に合った独自の休息方法を見つけることも大切!
それでは、順番にポイントをまとめていきます!
疲れを取るコツは「入浴してから食事を取る」
「長い時間寝ても疲れが取れない・・・」という方は多いと思います。
そういった人の中で、「夜は食事して風呂に入ってから寝る」という方は多いのではないでしょうか。
これに対し、体を効率的に回復させるために本書がおすすめしている方法が、「入浴→食事」という順番を取ることなんです!
これは、「交感神経」と「副交感神経」が関係しています。
有名な言葉なので知っている人も多いかもしれませんが、それぞれ以下のような役割をもっており、時間や状態によってどちらかが優位になることで人の体をコントロールしています。
- 「交感神経」 :活発な状態で、体が緊張モードになっている
- 「副交感神経」:落ち着いた状態で、体が休息モードになっている
通常、運動をしている時などは交感神経が優位になっており、寝る前やゆっくり音楽を聞いている時などは、副交感神経が優位になっています。
そして大事なのは、睡眠の質を高めるためには「副交感神経を優位にさせておく」ことが重要なんです!
この副交感神経を優位にさせるために、入浴と食事の順番が鍵を握ります。
入浴は交感神経を食事は副交感神経を刺激する
入浴をすることで体がリラックスできそうですが、実は医学的に見るとそうでもないそうなんですね。
- 入浴→交感神経を刺激する
- 食事→副交感神経を刺激する
という関係があるんです!
入浴は熱い湯船などに浸かることで、気持ちの良い気分にはなっても、体は興奮状態になります。
一方で人の体は、食事を取ると内臓を働かせようとして、代わりに筋肉などの活動を弱める動きをするそうです。
そして、この交感神経と副交感神経は「切り替えに時間が掛かる」という特徴をもっています。
そのため、睡眠の効率を高める鍵となる副交感神経を優位にしておくためにも、先に入浴を済まして、後から食事をすることが望ましいのです!
(もちろん、食事をしてすぐに寝るのは体に良くないです。食後1,2時間は体を休めてから就寝するようにしてください!)
温泉旅行の状態がベスト
この「入浴→食事→睡眠」という順番は実は、「温泉旅行」で多くの人が自然に取っていることなんですね。
私がしたアドバイスが、 「毎日を、温泉旅行にしましょう」でした。私たちは温泉旅行に行けば、誰に教えられたわけでもなく本能的に夕食前に入浴します(もったいないから、寝る前にも入浴しちゃいますけど)。つまり、「帰宅(到着)→入浴→夕食→就寝」です。
引用:中根一『寝てもとれない疲れをとる本』
この温泉旅行の順番は実は体の休息という観点では理想的だということなんです。
「疲れがなかなか取れん・・・」という人は、ぜひこの入浴と夕食の順番を意識的に変えてみてくださいね!
自分に合った休息法を見つけることも大切
ここまでで、交感神経・副交感神経の観点から、入浴と食事の順番についてまとめていきました。
ただ何よりも大切のは、「自分に合った休息方法を見つける」ことだということを覚えておいてください!
今回紹介した本『寝てもとれない疲れをとる本』では、疲れが出やすい症状などから「水タイプ」「金属タイプ」など人の体を4タイプに分類し、それぞれに合った休息方法が紹介されていました!
たとえば、僕の場合は「金属タイプ」に当てはまり、「同じ作業をずっと行わないようにする」「疲れたときは辛いものを食べると良い」などと解説されていました。
インターネットで調べても、休息方法はとても沢山の種類が紹介されていますよね。
しかしやっぱり大切なのは、その人の体に合った独自の休息方法を選択することだということなんです!
今回紹介した本は、「自分に合った効率の良い休息方法」を発見する足がかかりにもなるので、普段から「疲れが溜まりやすい人」にはぜひおすすめです!
まとめ
今回は、『寝てもとれない疲れをとる本』より、【疲れを取るコツは入浴してから夕食を食べること】というテーマで話をまとめていきました!
いつも寝る前にお風呂に浸かっている人は、ぜひ一度「入浴→食事」という順番も試してみてくださいね!
- 効率よく休息する方法は「入浴→食事→睡眠」
- 入浴は交感神経を刺激するので睡眠の質を下げる恐れがある
- 自分の体に合った独自の休息方法を見つけることも大切!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!