「『読書が大事だ!』とか意識高い人は言うけど・・・。本を読んだだけで、人生なんて変わるか?」
あなたは、こんな疑問を抱いていないでしょうか。
私はこれまで、1,000冊以上のビジネス書を読み、特にこの1年間では300冊以上の本を読み切るという経験をしてきました。
学生時代、はじめて小説以外の本を手にとってみて、「おいおい!ビジネス書ってこんなに面白いんか!」と衝撃を受けてから、読書が完全に習慣化されたんですね。
今回は、そんな沢山の読書経験をもとにして、「読書で、人生にどういった変化が現れたの?」という視点でお話をしていきます!
- 読書のモチベーションをアップさせたい方
- 日々の生活と読書の関係について知りたい方
- 読書なんかしても意味がないと思っている方
【目次】
読書で人生は変わるのか?
「読書で人生は変わるのか?」
結論から言うと、「人生レベルでの大きな変化はなくとも、日々の生活が圧倒的に変わった」ということになります。
さすがに、1,000冊の本を読んだからと言って、いきなり大金が手に入るような経験は一切ありませんでした。
しかし、本を大量に読んだことで、「目に見えて変わったこと」は”数え切れないほど”あったんですね。
身近な人にも、「最近お前なんか、変わったな・・・!」と言われることがちらほらありました。
そこで、「読書によって変わったこと」のうち特に大きな”6つの変化”を紹介していきます!
本を読み続けて変わった6つのこと
それでは、本を読んで変わった6つのことをお話していきます。
結論から言うと、以下の6点です。
- テレビを見なくなった
- 時間を一秒でも大切に扱うようになった
- 筋トレで体への投資もするようになった
- メンタルが強くなった
- プレゼン資料作成術などのスキルが上がった
- 謙虚になった
詳細を、上から順番にテンポよく解説していきます。
テレビを見なくなった
まず最初の変化点としては、テレビを全然見なくなったことです。
私は、読書にドハマリするまでは、毎日のようにテレビのバラエティ番組を何時間もボーっと見る習慣がありました。
それはそれで楽しいのですが、、。
なんかこう”刺激的ではない”、「やることがないから見てる。」という感じだったんですね。
読書が習慣化されてからは、テレビを見る時間が急激に減りました。
その分の時間を読書にあてて、ゆったりとした時間を過ごすことが増えたからですね。
こんな変化が訪れた理由として、「テレビを見ているより、読書の方が圧倒的に刺激的で楽しい・・・!」ということに気づいたからです。
↓「ニュースをぼーっと見ているよりも、本でニュースの真の意味を学んだほうが面白い。」このことを体感的に知れる本として、この池上彰さんの本は非常におすすめです!
たとえばヨーロッパの高校に行くと、「歴史」という科目しかありません。「日本には世界史と日本史があります」と言うと、ヨーロッパの人は「なぜ二つもあるんだ?」とビックリします。ではヨーロッパの国々にとっての「歴史」とは何か。自分の国がヨーロッパの中でどういう位置にあったのか、それを記したのが彼らにとっての「歴史」なのです。ですから、そもそも世界史という意識は稀薄です
(『おとなの教養』 Kindle位置:1,908)
時間を一秒でも大切に扱うようになった
続いての変化点として、「時間を1秒でも大切にするようになった」です。
というのも、たった10分でも読書すれば、驚くほど沢山の事を勉強できるんですね。
象徴的なのは、「飲み会を断る回数」がぐっと増えたことです。
それまで私は、飲み回に誘われれば参加し、友人と話すことが一番の楽しみになってました。
しかし、「読書でも、面白い人・頭の良い人に沢山会える」という事に気づいてしまってからは、参加を少し迷うぐらいの飲み会ははっきり断ってしまう。
その分の時間で家やカフェでリラックスして読書する、なんてことをするようになったんです。
もちろん、飲み会もめちゃくちゃ楽しいことは間違いないため、私は今でも大好きです!
ただ、日によって「今日は家でゆっくりと読書しよー!」という、「楽しみ方の選択肢」をもてるようになったのは確実に大きな変化でした。
筋トレで体への投資もするようになった
また、「体への投資」も意識するようになりました。
というのも、「不健康な体では頭がさえず、結果的に何事も楽しめなくなる」ということに気づいたからです。
ここでもちろん、筋トレの方法や注意点などは「本で学んだ知識」を活かしているため、より無駄のないものになっていると自負しています。
↓「筋トレ系の本」と言ったら、圧倒的に人気なのがこの本!
著者の「テストステロンさん」は、筋トレ好きが全員知っているような有名な著者です。
ユーモア要素も強いので、ニヤニヤしながら読み進めていけますよ!笑
皆さんタンパク質=プロテインの語源をご存知でしょうか? 古代ギリシャの言葉で「最も重要なもの」を意味するプロティオスが語源とされているそうです。古代ギリシャの偉い人が「最も重要なもの」って言ってるんですよ。 もうメチャメチャ大事ってことで間違いないでしょう。
(『超筋トレが最強のソリューションである』 Kindle位置:640)
メンタルが強くなった
続いての変化は、「メンタルが強くなった」ことです。
以前まで、何かに悩んだときは「知人に相談する」or「ネットで検索する」という手段がほとんどでした。
しかし、人に悩みを打ち明けることも難しく、ネットでは「まとまった解決策」は得られなかったりしますよね。
しかし最近では、「本で悩みを解決する」という手段を知って、非常に気分が楽になりました。
実は、「自分の今の悩み」をそのままタイトルにしたような本って、ほとんど書店に置いてあったりするんですよね。
本は中身も体系的なので、関連する情報の本を読んでいると、「たしかに、それが一番の解決策か・・・!」と気づくことが何度もありました。
本屋にふらっと行くだけで、人生の先輩方が一瞬で悩みを解決してくれる。
こんな心強いことは他にない、と言い切れるほどです。
↓たとえば、「人間関係の悩み」への対応本として、以下の本は人気です。
「僧侶」の方が書いた本で、「『仏教の教え』を使って、人間関係の悩みを克服する方法」を解説しています。
方法として賛否両論ありますが、一定の気付きは得られると思いますよ!
「過去を引きずる」というのは、仏教的には「記憶に反応している」状態です。ここは大切な点なので、ぜひ理解してください。
(『反応しない練習』 Kindle位置:1,140)
こんな悩み解決策を知っているだけでも、メンタルは圧倒的に強くなると思っています。
プレゼン資料作成術などのスキルが上がった
読書によって訪れた変化点として、「ビジネススキルが上がった」という点もあります。
たとえば、PowerPointやExcelの本を読んで、パソコン作業が一気に改善されるという経験をしてきました。
PCソフトって、説明書を読まなくてもざっくりと使えてしまう分、改めて体系的に学ぶことの効果は絶大だったりします。
↓ちなみに、「PowerPointのデザイン」を学ぶには、この本が圧倒的におすすめです!
非常に見やすいレイアウトの本で、内容も1つ1つ納得感が強いものになっています。
また、「文章術」や「会話術」の本も沢山読みましたが、学んだことは少しずつ実践できています。
こういうスキル系も、会社で開かれる研修などに頼るのではなく、「書籍」で学んだほうが、コストパフォーマンスが非常に高いことは間違いないです。
会社の研修って、「レベル感が自分に合わずに退屈、、。」なんてことが頻繁にあったりしますからね・・・。
謙虚になった
本を読んで変わったこと、最後の1つです。
それは、「謙虚になった」という点です。
色々お伝えをしてきましたが、私の経験上、この点が最も大きな変化点だと強く感じています。
「本を読むと、むしろ知識を得て”傲慢”になるんじゃないの?」
もしかしたら、あなたはこう思うかも知れません。
しかし、実際に大量に本を読んでいって体感的に知ってしまったことが、以下のことなんです。
「おいおい!!世の中には、こんなにも頭の良い人達がゴロゴロいるんかい・・・!」
私は、本当にこのことを強く痛感しました。
・・・というのも、もしあなたが本を読んでいないとすると、普段話をする相手は、どんな人達でしょうか。
必然的に、周囲の友人や先輩・後輩、両親や親戚などになりますよね。
しかし、もし本を読む習慣をつけると、その対話相手は、「無限といえる量の著者」になるんです。
対話相手の量が比較にならないほど違います。
しかも、本を執筆できる時点で、頭の良い方達である可能性が高いわけです。
そういった本を何冊も読んでいると、「自分はなんて小さい世界で偉そうにしていたんだ・・・」と打ちひしがれる事間違いなしです(笑)
ぜひ、読書によって頭の良い人に触れることで「謙虚になる経験」をしてみてください!
↓個人的に、「じっくりと考えるための本」といえば、この本が真っ先に浮かびます。
こちらは、非常にヘビーな本ですが、「文章が難解で読みづらい」ことは一切ないです。
文章自体は読みやすい。
ただ、ここで述べられていることの多くが、「自分がこれまで信じてきた事」とは”正反対のこと”を述べるので、頭が混乱するんですね・・・笑
それでも文章を追っていると、「直感では受け入れがたいけど、言っていることは正しいかもしれない。」と感じてくる。
まさに”スルメみたいな噛みごたえのある本”です。
反ユダヤ主義が原因でホロコーストが生じたのではない。しかし、いったん虐殺が開始されれば、 殺戮者の苦悩を麻痺させる手段が必要になる。そういう意味で、反ユダヤ主義はホロコーストの原因というよりも、逆に虐殺の結果だと言えるでしょう。
(『社会心理学講義』 Kindle位置:1,043)
「難しい本にアタックしてみたい!けど、どんな本が良いか分からぬ。」という方は、こちらの本は非常に強くおすすめします!
まとめ
今回は、「読書によって変わった6つのこと」というテーマで、まとめてきました。
ここで改めて、本を読んで変わった6つのことを振り返ります。
- テレビを見なくなった
- 時間を一秒でも大切に扱うようになった
- 筋トレで体への投資もするようになった
- メンタルが強くなった
- プレゼン資料作成術などのスキルが上がった
- 謙虚になった
色々とお伝えをしましたが、結局、私が読書好きである一番の理由は、「とんでもなく頭が良い人と、手軽にいつでも話ができること」なんですよね。
その「難しいこと、知らなかったことを学ぶ感覚」が好きで次々に本を読んでいきました。
すると、いつの間にかすごい読書量になった、という経緯です。
これまで読書をしてこなかった方も、「月1冊から」で良いので、読書の習慣をつけてみてください!
「本当に面白いと思える本」に1冊出会うだけで、読書への抵抗感は一気に0になるはずです。
また、「読書のメリットはわかったけど、時間が確保できない」という方へ。
読書数を増やすポイントをまとめた記事もありますので、こちらも合わせてぜひ読んでみてください!
ちなみに、読書数を更に増やしてくれたきっかけの1つが、以下の記事で書いた「Kindle Unlimited」でした。
本が高くてお金がなかった学生の頃の自分に、これだけ大量の本を読む機会を与えてくれたAmazonには、本当に感謝しています・・・!
「Kindle Unlimited」は、”本気でおすすめ”したいサービスです。
無料体験もあるので、一度は試すことを強くおすすめします。
少しでも多くの方が読書によって、毎日の生活が良い方向に向かっていくことを願っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!