こんにちはネルです!
今回は、「【商売のあるべき姿とは】客の利益と店の利益の”ジレンマ”に悩むこと!」というテーマで話をまとめていきます!
参考にした本は、水野敬也『夢をかなえるゾウ3』です。
- 商売のあるべき姿は「客の利益と店の利益の”ジレンマ”に悩むこと」
- 「お客さんのために赤字覚悟で売っています」というのは信用度が下がる危険も
- 企業が求められているのは、誠実かつ正直な態度
それでは、順番にポイントをまとめていきます!
「商売のあるべき姿」とは
この本で強く印象に残ったのが、「商売のあるべき姿」を語る場面です。
早速引用します。
『何がなんでも 儲けたい』ちゅう考えと『お客さんのために儲けを出したい』ちゅう考えは違うんやで。お客さんを喜ばせるために値段は下げてあげたい。でも仕事続けていくために利益は出さなあかん。そのジレンマに悩むんが、商売のあるべき姿やねん。
引用:『夢をかなえるゾウ3』
つまり、
- お客さんのために、良い商品を安く売ってあげたい
- しかし、利益を出さないと店が続けられない
この2点に「悩む」ことが、商売のあるべき姿だと言うんですね!
お客さんのために値段を最大まで下げるという嘘
よく企業が言うことって、「お客さんのことを第一に考えて、限界まで値段を下げています!」とか、「赤字の覚悟で売っています!」とかの謳い文句ですよね。
これって、なんだか怪しく感じませんか・・・?
「自分たちのことは二の次で何よりもお客様の笑顔が見たい」
こういった言葉は一見すると素敵ですが、どうも人間らしさがない、という印象を受けますよね。
しかし、そうは言っても、「客のことを考えず、自分たちが利益を出したいだけ」という、なんとも冷徹な態度も悲しいですし、商売もうまくいかないと思います。
そういったことに対して、「お客さんのために価格を下げたいが、自分たちも利益を出さないとやっていけない。だから、お互いが幸せになるような営業します」と正直かつ誠実に言ってくれたほうが、客としても気持ちが良いのではないでしょうか。
正直かつ誠実な態度が良い企業
最近は、有名企業で不祥事があり、幹部たちがテレビで謝罪&記者会見をしている場面をよく見ますよね。
こういったことを見ていて思うのは、「正直・誠実に謝ってきちんと対処を取った場合には、むしろその企業への好感はあがる」ということです。
明らかにその企業が悪いのに、妙な言い訳を言って逃れようとしている場面を見ると、その企業のイメージはガタ落ちですし、見ていて悲しい気持ちにさえなります。
商売について「自分たちの利益も大事だし、お客さんの利益も大事。だから商売は難しい。」と、正直・誠実に語ってくれたほうが受けても信用できるように、なにごとも企業が求められているのは「美辞麗句」ではなく、「正直で誠実な発言」に尽きるのではないか、と感じました。
まとめ
今回は、『夢をかなえるゾウ3』より、「【商売のあるべき姿とは】客の利益と店の利益の”ジレンマ”に悩むこと!」というテーマで話をまとめていきました!
「商売のあるべき姿」とは、「客の利益と店の利益のジレンマに悩むこと」
ぜひ覚えておきたい名言ですよね!
- 商売のあるべき姿は「客の利益と店の利益の”ジレンマ”に悩むこと」
- 「お客さんのために赤字覚悟で売っています」というのは信用度が下がる危険も
- 企業が求められているのは、誠実かつ正直な態度
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!