「読者は20代が一番コスパが良い」
これが、今回の記事のテーマです。
こう主張する私自身が20代なので、そういった意味では説得力は低いかもしれません・・・(笑)
しかし、これまで色々な本を読み続けてきて確信したことは、
「20代である今こそ、多くの時間を本に割くことが将来的にとても大きな意味をもつ」ということです。
そこで今回は、以下のような観点でまとめていきたいと思います!
- 「なぜ20代で読書をすることが、コスパが良いのか」
- 「どういった本を読めば良いのか」
20代が読書のコスパが最も高い理由
それでは、なぜ「20代での読書が最もコスパが高い」と言えるのか。
以下の3つの理由からです。
- 時間・お金にに余裕があるから
- 仕事を含め、様々な人生経験があるから
- 30代以降は、読書に割く”時間的損失”が大きすぎるから
時間・お金に余裕があるから
1つ目の理由が「20代は仕事にもお金に余裕があるから」です。
今は働き方改革が叫ばれている時代です。
入社1,2年目の社員は、残業をあまりさせてもらえないという起業も増えてきているように感じています。
一方で、お金の面はどうか。
社会人は学生の頃とは違ってボーナスも入り、沢山の給料がもらえるため、お金には余裕ができているはずです。
そんな、「お金も時間もある」という状態にこそ、「読書」をしないということがどれくらいもったいないことか・・・!
ぜひ、このまだ未熟な若い時期にこそ、色々な本に触れてみてほしいです。
仕事を含め、様々な人生経験があるから
20代での読書のコスパが高い理由。その2つ目が「仕事を含め、20代は様々な人生経験もしてきているから」です。
どんな本であっても、必ずやそこから何かしら貴重な学びを得られるはずだと思っています。
特に、本から「自分を大きく変える一文」を見つけられると、その読書の価値は急激に跳ね上がったりするんですよね。
そして、このような「強く心に響く文章」を見つけるためには、「自分のこれまでの体験」があってこそだと思うんです。
20代は特に、学生生活を終えて仕事も経験し、色々な考えを抱いている時期だと思います。
そんな様々な人生を経験してきた今だからこそ、読書によって「ガツンと響く文章」に出会う価値は大きなものになると思うんです。
また、仕事で壁にぶつかって辛い体験をしてきた人こそ、この確率は上がっているはずです。
そのため、小学生・中学生などの若い時期よりも、ある程度の荒波を超えてきた20代の今こそ、読書の価値は高くなっているはずなんです。
30代以降は、読書に割く”時間的損失”が大きいから
理由の3つ目が、「30代以降になると、読書に割く”時間的損失”が大きすぎるから」です。
先ほど、「人生経験をある程度積んでからのほうが、読書の価値は大きくなる」という話をしました。
これだけ聞くと、
「じゃあ、30代、40代になってから方が、もっと読書の価値は大きくなるんじゃないか?」と感じた方もいるでしょう。
しかし、これは誤りです。
なぜなら、30代以降は「インプットよりも、アウトプットが強く求められるような時期に突入するから」です!
アウトプットが求められる頃には、インプットには時間を使えない
一度、自分の周りの職場の上司を想像してみてください。
一番バリバリ働いていて会社に貢献しているのは、30代・40代の方ではないでしょうか。
これは、仕事において十分な経験が積まれ、今度はそれらを活かす時期となったから、と言えます。
つまり、「アウトプットが一番求められている時期」が30代~40代だということなんです!
この時期では、「他の人よりも、同じ時間内によりよい成果物を出せる」ということになります。
すると、それを割いてまで「インプット」に時間をかけるのは、相当良質なインプットでなければ損失が大きいと言えるんですね。
これが、「30代以降になると、読書に割くことへの”時間的損失”が大きすぎる」ということです。
20代が特に読むべき本とは?
ここまでの話を納得してくれた方で、
「本を若いうちから読むのが大切なことはわかったけど、それじゃあどんな種類の本を読むべきなの・・・?」
と疑問を抱いた方がいるかもしれません。
これに対して私の意見を早速お伝えすると、、「ジャンルは問わない!」というのが答えだと思っています。
それよりも、「1ジャンルに縛られず、興味の赴くままに色々な本を読む」ということがおすすめです。
これまで、1,000冊はゆうに超える本を読んできました・・・。
その経験から言えることは、偉人の伝記でも、流行のビジネス書でも、科学的な本でも自己啓発本だって、「これは面白そう!」と感じて次々に読んでみて欲しいということです。
すると、「どんな本からも思いがけない気付き・学びが得られる」ということを感じてくるはずです。
そして、ある本で読んだことが違うジャンルの本と関連したり、そこで得た知識が活かせる場面が、急にふと現実の世界に起こったりするんですね。
なので、頑張って堅苦しい本にアタックする必要はないんです。
大事なことなのでもう一度言うと、「読むべき本は、あなた自身が興味を持った本」です。
ここでもし、「自分に興味のある本がわからない」という方は、まずは本屋に足を運んで10分ぐらいぷらぷらとしてみてください。
そういった経験を積むことで、読書に抵抗もなくなってくるはずですよ!
まとめ
今回の記事でまとめてきたように、「20代の今こそ、読書の価値は最も高い」と確信しています。
だからこそ、私も毎日の通勤電車内や、土日の朝などにはほとんど欠かさず読書を続けるようにしています。
また、過去の記事では「1,000冊の読書をして、自分自身にどういった変化が起こったのか」という記事も書いています。
よろしければ、こちらも合わせてチェックしてみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!